皮膚科でもらえるコエンザイムQ10クリームは化粧品の分類に入るのですか?

ドラッグストアで販売されている化粧品類に含まれるコエンザイムQ10の成分量は厚生労働省の薬事法により厳しく指導されています。
薬事法というのは「医薬品」「医薬部外品」「化粧品」「医療器具」の4種類についての安全性と有効性の確保のために必要な法律だと規定されています。

目的は消費者を守るためです。
そのため、日本国内で製造する化粧品については「配合してもいい成分」「配合してはいけない成分」という化粧品基準に沿ったものでなくては販売することができません。
もちろん、配合成分の含有量も基準が決められています。
また、配合してある成分が正しく消費者に伝わるように、パッケージに記載して良い言葉と記載してはいけない言葉も決まっています。

ドラッグストアに並んでいるシャンプー・歯磨き粉・ローションなどは全てこの法律に決められた成分量と表示がなされています。
もし違反してしまったら製造販売元には罰則が課せられてしまうのです。
薬事法では化粧品に配合してよいコエンザイムQ10の量は0.3%までと決められています。
それ以上は配合できないので、「高濃度」や「従来品の10倍配合」などとパッケージに書いてあってもどれも同じ量の配合になっているので安心してください。

一方、院内調剤化粧品と呼ばれる薬用化粧品の分類があります。
これは医師が治療に必要だと調剤処方されるものなので、薬事法で定められている化粧品には該当しません。
医師が診察して院内で販売するので、患者に必要な量をその都度用意できるからです。

医師の処方箋では一般的に1〜3%の高濃度のクリームを出す事ができます。
市販品に比べて30倍もの配合が可能です。

3%濃度のクリームを毎日塗り続ける事で、シワの深さが30%も軽減されたとの報告もあるほど、美肌の観点からとても注目されているアンチエイジング対策製品のひとつです。
その効果はかなり期待できます。
コエンザイムQ10を取り扱っている皮膚科を受診する事で院内調剤化粧品を手に入れる事ができます。